2015
2015/1/1  インターネットのない正月

 ブログにこんなことを書いた。

---------------

WiMAXの都合で12月29日から1月4日までインターネットが停まる話のご連絡──2014/12/27

 WiMAXの会社から電話が来た。いま話し終ったところ。これまでもなんどか来ていた。慌ただしい時間で出られず留守番電話になることが多かった。後に再生して「WiMAXの速度変更に関して連絡をした。また掛ける」という内容であることは確認していた。受話して、「速度変更についてお話したい」と言われ、「いま忙しいのであとにして欲しい」と断ったこともある。

 今回初めて「あ、何度もすみませんね。どうぞ」と言って会話した。その内容におどろいた。Wifiの速度変更があり(110MB/Sにアップとか)、機器の変更(ルーターの交換)等があるまでは納得出来たが、なんとそのために「12月29日からしばらく通信不能になる」というのである。だいぶ前から毎週一度程度だが何度も掛かってきていた。留守番電話では「速度変更のお知らせをしたかったが、お忙しいようなのでまた掛ける」と機器変更には触れていなかった。その程度のことでなぜにこんなにも熱心に、と不審ではあった。今の時代「インターネットが一週間出来なくなる」は重要な問題である。いかに叮嚀に説明しようとも激昂するひともいることだろう。それがあってか、オペレーターの女はなんだかおっかなびっくりで話しているように感じた。

 私は苛立ちはしなかったけれど、それはそれで事件だから、思わず「最初に掛かってきたとき受話していればこんなことにならなかったのか!? 何度も留守電にしたことがこんな事態を招いたのか!?」とは問い質した。週に一度の電話をもらうようになって1ヵ月以上経っていた。すると、なにがどうあろうと、なんぴとたろうとも、「12月29日から一週間程度は断線となる」と知る。WiMAX利用者は全員そうなるらしい。なら諦めるしかない。ここに書いたけれど、私はNTTの光フレッツとWifiを両方使っていた。それは無駄と知り今年の10月に光フレッツをやめ、Wifiだけにした。毎月光フレッツ料金3500円をむだにしていた。丸一年分だからもったいない。ふたつあった時期ならこんなことになっても平気だったのだが、やめたらこの事態。なんとも間が悪い。




REALFORCE

 実は、 ここのところブログ更新が滞っていた理由のひとつに、「気に入ったキイボードがない」ことがあった。キイボードは今までに何十台も買った。壊れたもの、壊れなくても気に入らないものは捨てまくってきたが、それでもまだ10台以上ある。気分によって使い分ける。ま、PC関係小物オタクであろう。その辺の事情はそのネタの時に書くとして、一番気に入っていたものを他所に置いてきたので、残りのものもそこそこなのだが、どうにも書くのが滞っていた。今日の午後、それを解決するために註文した東プレREALFORCEが届いた。ここ数ヵ月、打ちやすいキイボードに餓えていたので、ひきちぎるようにして開封し、すぐに繋いで打ち始めた。期待通りの逸品だった。見た目は平凡だがキータッチがまったくちがう。明日から私も年末正月休暇である。いままでブログ更新が停滞していた分、東プレREALFORCEで書きまくるぞ! と思った瞬間のインターネット一週間停止のお知らせだった。
 
 ということで、明日の28日、インターネット停止前に有馬記念ネタでもひとつ書くつもりだが、29日から最短でも1月4日、最悪10日ぐらいまで、このブログは停止する。メールの送受信も出来ない。 緊急のかたは、電話連絡にしてください。私としてもこんなことは初体験なので戸惑っている。私は電話嫌いなのでほとんどがいまメール連絡である。みんなそれを知っているので電話をしてこない。だから、たとえば、12月30日に1月5日に飲みましょうと連絡をもらっても、私はそれを読めないし返事も出来ない。ぜひともここを読んでそれをご理解ください。



 2014年暮れから2015年始めにかけての10日間の休みを、私は「DTM製作に撤するつもり」でいた。 これが最優先。次ぎに読書。読まねばならない本の予定も立て、あらかじめ購入した本、図書館から借りた本を積みあげ、気合十分だった。そして大掃除。ここのところの繁忙で部屋が乱雑になっていた。時間を見つけては掃除をし、台所と居室の大掃除も済ませ、あとはPC部屋を整理して、28日からの休暇に突入する予定だった。インターネットにはあまりちかよらないが、でも音楽創りの過程や読書感想などをそれなりにアップして、という心積もりだった。「出来るのに、あまりちかよらない」と「したくても、通信出来ない」の差は大きい。



 東プレREALFORCEが届いたら書きまくるぞ! と意気込んでいた。届いた。なのにそれで書いた最初の文章がこんな内容なのはちょっと皮肉だ。しかしまあすごいぞREALFORCE、これを使ったら他のキイボードは使えなくなる。インターネットは出来ないが、29日からの正月休み、文章は書きまくるだろう。

 やりたくてもやれないインターネット一週間断ち(もっとかな?)の感想は、年明けに。それではみなさん、よいお年を。  
 もうすぐとまるのかと思うと、今のうちに、の感覚で第二弾を書く。REALFORCE絶好調。こんなすごいキイボード、見たことない。もっと早く買えばよかった。

---------------

 WiMAX機器交換の話──インターネット接続不可の日はないかも知れない──「日韓〝円満〟断交はいかが?──大高未貴」──2014/12/28

 いま28日の朝の5時。いつものよう3時に起きて、今日からはもう休日なのでベッドの中で読書をしていた。
「日韓〝円満〟断交はいかが?──大高未貴」。私はあまり嫌韓関係の本は読まない。嫌いなものをいかに嫌いかと確認しても憂鬱になるだけだ。なら愉しい気分になれるものを読んだほうがいい。ベストセラーとなった室谷克実さんの「呆韓論」もすこし立ち読みしただけで十分だった。
 初期のものは読んだ。「マンガ嫌韓流」が出たのは何年だったか。友人のmomoさんがプレゼントしてくれた。2005年か。あれからもう9年も経つんだな。月日の経つのは早い。雷様はいつお立ちになるので? うむ夕立じゃ。



 叮嚀な取材をして書かれた大高さんの作品だが、この国のことは知れば知るほど憂鬱になるのでどうでもいい。ほんと、国交断絶が望ましい。自称元従軍慰安婦が専用の養護施設で「強制連行された11歳12歳の朝鮮人少女を、日本軍人が殺し、犬に喰わせた」と喚き散らすあたりで本を閉じる。溜め息しか出ない。犬を喰ったり人間を犬に喰わせたりするのはあんたたちの風習でしょうよ。なんで日本人が朝鮮人少女を犬に喰わせるの。なぜそんなことをする必要があるの。このへんの妄想クソババアはもう気違いとしか思えない。ところがそこに日本人が団体で訪れて反省と謝罪の寄せ書きをしているのだ。写真がある。JRの組合、日教組の名が見える。朝鮮人キチガイババアよりもっとたちのわるい日本のサヨク。うんざり。

 大高さんにはもうしわけないが読了する気力がわかない。やはり私は韓国関係の本は読まないほうがいいようだ。
 ベッドの中でぼんやりとこれからしばらく続く「インターネットのない日々」を考える。年末に一週間もインターネットができないのか。不便だな。でも年末から正月ということは、休みの会社が多いから、いちばん迷惑を掛けない時期を選んだということか。しかしそれにしても……と考えて、起きだした。疑問がある。



 年末にひとつactivationせねばならないDTMソフトがある。29日からのインターネットが出来ない時間に掛かってしまったら困るなと懸念する。
 今時のソフトというのはみな「ネットでactivation」がふつうになっている。ネット環境のないところでは使えない。知っているつもりだったが、つい失念して失敗したことがある。日本で使っているDTMソフトを雲南の山奥にもちこんだ。DVDからインストールまでは順調にいった。しかし使用しようとすると「インターネットでactivationしてくれ」と出て使えない。ネット環境はない。けっきょく使えなかった。違法コピーに対抗する企業の防衛策であり、それは当然と思うものの、金を出して買った自分のモノが、ネット環境がないという理由で使えないことには不満が残った。この雲南の自作機には日本版Windows8を挿れているが、これも起動するたびにactivationしろと言ってくる。わずらわしい。それでもなんとか使える。DTMソフトは使えなかった。

 まずまちがいなく今度のソフトもネットactivationが必須であり、それが出来ないと使えないはずだ。購入前にそんな文言を見た記憶もある。そうなったら年末正月休暇の楽しみが大幅に減る。
 寝てはいられない。起きだして検索してみる。そしてこんなことを知る。



「12月27日までに連絡完了した利用者には年内に新機器を順次発送。27日以降のひとは年明け1月4日から発送」とある。
 私はぎりぎりだが27日午後に連絡がついた。すると27日は無理としても28日に機器発送、29日到着になるのではないか。もしも29日の0時から通信が出来なくなるとしても、29日午後に機器が到着してセッティングしたなら、「インターネットの出来ない時間」は実質的に0でクリア出来るのではないか。そう思えてきた。29日発送の30日到着とか、そんな形でも年内にクリア出来るのではないか。そうなったら出来ない時間はほんのすこしだ。



 もしも日本中のWiMAX利用者が全員年末年始に一週間もインターネットが出来ない状況に陥ったら、それは社会的にも大問題となろう。なのにぜんぜんそんな話題はなく、上のことを調べるだけでも情報がすくなく苦労したほどだ。そうだな、きっと29日の停止前に新機器が届き、実質的な断線(無線だからこの言いかたはおかしいか)はないんだ。そう希望的に思うことにしよう。


 無料で交換してくれるあたらしい機器は上の写真。新製品大好きなので楽しみだ。
 DTMソフトのactivationさえクリアできれば一週間とまってもいい。それだけは頼む。activationが済むまで繋がっていてくれ。さてどうなるか。
2015/1/1   さてここからが、その後の話。

 2014年12月29日から最短でも1月4日までWiMAXが停まるらしい。ネット中毒ではないが、さすがに年末から正月の十日ほどの休暇のあいだインターネットが停まったら不便するだろう。この休みはDTM作業に専念するつもりだからさほどの問題はないと思うが……。
 しかしほんとうに停まるのだろうか。WiMAXの契約者がどれぐらいいるか知らないが、こんなことが起きたら社会問題になるのではないか。なのにネット検索してもどこにもそんな話題はない。私の勘違いなのではないか。あの電話を寄こしたネーチャンの話を聞きちがえたのではないか。そんな気もする。



 12月28日。有馬記念の日。この日は問題なく使えた。明日29日から停まるので28日はブログをアップしたり何人かに長文のメールを書いたりして目一杯使った。昨日、念願のキイボードREALFORCEが届いて、書く気満々である。

 午後、DTMソフトが届いた。よかった。心配はこれだけだ。なんとか間に合ってくれ。インストールし、急いでネットactivationする。ネットが停まったら出来ない。焦る。Windows7とWindows8.1の両方に挿れ、ともにactivation完了。ほっと一息。しかしこのソフトもインターネット環境のない雲南には持って行けないな。自分が金を出して買ったソフトなのに使用環境をあちらから制限されるというのには釈然としない。

 とにかくこれで最大の、というか唯一の心配事がクリアできた。明日29日からインターネットは停まるのだろうが、まあそれはそれでいい。暮れと正月はDTM三昧だ。



 12月29日。前夜はいつものよう午後9時就寝。おそらく29日になった瞬間、0時から停まるのだろうと思っていた。ホッピーを飲みすぎたか早くも午前1時半にトイレに起きる。なさけない。年を取ると体力の問題から長時間の熟睡が出来なくなる。この時ルーターを確認した。いつもどおり。まだ繋がっていた。休暇なのでいつもよりすこし寝過ごして午前4時起床。まだふつうに繋がっている。

 昨日28日に届いたDTMソフトに不具合がある。それを購入先の大阪Joshinにメールする。何年か前にJoshinの会員になり、通販でけっこう買っている。大阪の大型店とは知っていたが、いつもジョシンとまるで満洲の女真族みたいに思っていたが、これ「上新」という電気会社なんだな。じゃあジョシンじゃなくて「ジョーシン」か。何年もつきあっているのに今ごろ知る。これが29日の午前中。夕方に返事が来て「もっと詳しく不具合内容を書け」というので、1000字以内という限定だったがびっしり書いて送る。初期不良製品を送っておきながら、なんか「PC初心者がうまくインストール出来ないのだろう」という嘲りを文面から感じたのでこちらもむきになる。



 29日午後、niftyから「契約解除を諒解した」というメールが届いた。すこし戸惑う。先日電話を掛けてきた女との口頭での会話が、二年契約のWiMAXを一年二ヵ月で解消したことになるのだろうか。書類もサインもいらないのか。たしか二年契約による特別料金であり満期前に解約したら違約金が生じるはずだ。その辺はどうなるのだろう。と、見てみると、「契約してから13ヵ月以降の解約は違約金5000円」とある。私はこれに相当する。すると5000円払わねばならないのか。また新機器の値段も書いてある。私は先日の女からの電話を「システムが代るので誰もがWiMAXからWiMAX2に乗りかえねばならない。料金は掛からない」と解釈したのだが、これはまちがいなのか。

 と、真剣に考えて見る。するとあれは単なる「セールス」のように思えてきた。「WiMAXの速度変更のお知らせで電話させて頂きました」と言った。それを私は上記のように都合よく解釈してしまったのだが、あれはセールスであり、私が「興味ありません」と応じれば、そこで話は終り、今までのようにWiMAXを使い続け、なんの問題もなかったのではないか。よけいな金を請求されることも、年末から正月にインターネットが停まることもなかったのではないか。ネットで話題になっていないのは、誰もがそう応じて、何十万人、もしかしたら何百万人もがインターネットが出来なくなるというような状況には陥らないからではないのか。私は脇の甘さで、やらなくてもいい契約に関わってしまったのではないか。考えるほどにこれが正解に思えてくる。振りこみ詐偽に引っ掛かったのか。今までいちどもそんなことがなかったので自信をもっていたが、脇の甘いバカオヤジなのではないか。

 しかししかしだ。あのniftyがそんな詐偽のような商売に関わるだろうか。私のようなのが「無料だと思って契約解除、新機器の契約に応じた。金がかかるなら今までのままでいい」と声を上げたら社会問題になるのではないか。

 29日午後9時。就寝時間まで問題なくインターネット出来た。詳しく書けというから書いてやったのにJoshinからの返事はなかった。29日から停まるというので身がまえていたが停まらなかった。もしかしたら停まらないのではないかと思えてきた。明日にはもう新機器が届き、インターネットの出来ない日はないままにすべてオーケーとなるのではないか。そんな気がする。



 12月30日。午前3時起床。インターネット接続が消えていた。正確に言うとルーターは受信しているが鍵マークが赤になって接続不可になっている。契約解除により、WiMAXの会社(私の場合はnifty)が繋がらないようにしたということか。
 先日の女の話を私は「29日から繋がらなくなる」と聞いたが、正しくは「29日までは繋がり、30日から繋がらなくなる」だったのだろう。
 とにかくこれであの女の言っていたこと、それに対する私の解釈は正しかったのだと確認できた。29日にふつうにインターネットが出来ているとき、私は勘違い解釈をブログに書いてしまい、すげえ赤っ恥を掻いているのではと気にしていた。

 WiMAXが停まるのである。全国的に。暮れから正月に掛けて一週間も。これは大事件であろう。世間は大騒ぎになるはずだ。なのにそんな混乱はどこからも聞こえてこない。ネットでも話題になっていない。そりゃまだまだNTTの光ファイバーなんかと比べたらマイナーではあろうが、WiMAXだって利用者はたいへんな数だろう。混乱とまでは行かなくても、私のように「困った困った」という嘆きが2ちゃんねるあたりに溢れていて当然だ。なのに聞こえてこない。これってもしかして、そんなことは起きないのに、私が勘違いして焦り、ブログに書き、正確な情報を掴んでいるひとたちからは失笑を買っているのではないか。なんかかっこわるいことをしてしまったのではないか。と気にしていた。その意味でのみ停まってくれてほっとした。赤っ恥回避。

 その「ほっと」はすぐに消え、これからしばらくネットは出来ないのかと心配になる。とにかくもう調べ物はネットに依存している。なにか気になることがあるとすぐに検索で調べる。また仕事合間の息抜きは動画倉庫と決まっている。テレビは見ないがこれで見ているから、こういうのを「テレビは見ない」と言えるのだろうか。大阪讀賣の「たかじん」や愛知放送の「激論コロシアム」のような番組が多い。いま地方局がいい番組を作っている。インターネットのお蔭で東京在住でも見られるのがありがたい。こちらの局でやっている同じようなジャンルの「TVタックル」とか「朝生」等は完全に見なくなった。



 昼前、インターネットが停まることによって早速問題が起きた。友人に借りている金をゆうちょ銀行で返すことになっていた。口座番号はメールで送られてきていた。そのメールがインターネット接続がないために読めない。手帳にメモしておかなかったこちらのミスではあるが、なんともうらめしい。友人のケータイに電話する。留守。困った。

 Windows8.1はブラウザだけでメールソフトを使っていない。そうだ、7にはThunderbirdが入っているとWindows7に切り替える。こんなときデュアルブートは役に立つ。7には確かにThunderbirdが入っていてすぐに起動し受信しているメールをオフラインでも読めたが、しかしここのところDTMで8ばかり使っていたものだから、7のThunderbirdでメールチェックしたのは12月15日まで。12月20日に送ってもらった友人のメールは含まれていなかった。やはりこんなときのためにブラウザにばかり依存せずメールソフトも必要だなと思う。Gmail中心にしたのを悔いる。これからは8にもThunderbirdを挿れて必ず三日に一度は起動してメールチェックするようにしよう。という反省はともかく今は友人の口座番号だ。このまま彼からの電話を待つしかないのか。
 というところでASUS MeMO Padを思い出しチェックしたら、こちらはインターネット接続がなくてもメールが読めた。助かった。手帳に口座番号をメモして出かける。

 みずほ銀行に行き、ゆうちょ銀行に振りこもうとしたら「支店の名前はどこだ」と問われる。五十音が表示されていて、そこからのたとえば「あ」に触れると「赤坂支店」とか出てくるシステムである。ゆうちょ銀行にも「なになに支店」というのがあるのだろうか。知らない。友人の送ってくれたのは口座番号だけだ。これを入力しないと先に進めない。都市銀行からは送れないと諦める。郵便局に行くと番号だけで送れると知る。手数料756円。背に腹は替えられない。ひとつクリア。



 12月31日昼。
 12月29日に解除したとあるので30日に新機器発送、31日到着でインターネット接続を夢見たが、大晦日に機器は届かなかった。
 ふだんも見ないが、暮れも正月もテレビは見ない。ずっとパソコンに向かって音楽を作り、休憩の時にネットで動画を見たり調べ物をしたりする。今年はそれが出来ない。 

 niftyのホームページに行き、WiMAXからWiMAX2への切り替えに関するページを読む。すると「12月27日までに契約したかたには年内発送、その後のかたは1月4日から順次発送」とある。私があの女と電話話したのは27日なので「ぎりぎり間に合った」と思ったが、実際には私は「29日WiMAX解除、29日WiMAX2契約」のようだから、「1月4日から順次発送」に該当するのだろう。となると最速でも1月4日発送、1月5日到着か。4日の金杯はやれないことになる。

 とすると、あの女に私が問うた「もっと早く電話を受けていればこんなことにはならなかったのか!?」は半分正しく、女の返事が当を得ていなかったことになる。
 こういう電話を掛けてくる女は地区担当のように思うのだが、そうではないのだろうか、私に電話をしてきた女は何人もいる。これは断言できる。ひとりではない。声やしゃべりかたで覚えている。中には声がきれいでしゃべりが叮嚀だと感じたのもいたが、私が受話して説明を聞いた女は、声の悪い頭の悪そうな女だった。初めて話した女である。これはこんなことになったからの後付けではなく、ほんとにそのときそう感じた。

 あの女は私の問いに、「はい、ご諒承いただいたお客さまから切り替えて行きますので、このお電話内容に早く納得していただければ、機器の到着するのも早くなります」と応えるべきだった。この電話が来るようになったのは11月の末からと記憶している。そのときに受話して諒解すれば、私は27日に新機器発送、28日到着、切換で、インターネットが停まることなく過ごせたのである。それと「お客さまには今日27日にご了解をいただきましたが、手続き上29日になりますので、機器の発送は1月4日以降になります」と附け加えてもらいたかった。すべては「いまさら」の話だが……。
 こうして私の「インターネットのない暮れと正月」が確定した。
 1/3  暮れから正月、まったくテレビを見なかった。でもお笑い番組はたっぷり録画した。2014年の9月、1月1日に録画しておいた正月番組を見たらけっこうおもしろかった。今年もそのころに見よう(笑)。
 DVDやBlu-ray Discに焼いた見ていない映画がたくさんあるので、たまには見ようかと思うのだが、どうもその気になれない。それでも何本か観た。
「Lucy」は予告編を見るとめちゃくちゃおもしろそうなのに実際はたいしたことなかった。
「ブレードランナー」の続篇が出来るとかで老体のハリソン・フォードがやる気とネットで読んだので(もちろん今は停まっているから以前の話)「ブレードランナー完全版」を観る。まあマニアックな映画だ。
 ハリソン・フォード繋がりで「カウボーイとエイリアン」を観る。こどものころモノクロテレビで「ローハイド」や「ララミー牧場」を見て、アメリカ西部の暮らしに憧れた。あの荒れ地でたき火を囲んでコーヒーを飲んだり、ごろ寝したりするのをかっこいいと思った。いま鮮明なカラー映像で見ると、あんな埃っぽい雑なところで暮らせるものかとしみじみ思う。日本に生まれてよかった。

 自炊してあるマンガをかなり読んだ。本宮ひろし、あだち充、細野不二彦など。それは別テーマにする。

 あれこれ調べ、悩み、思いきって購入したDTMソフトは当たりだった。かなりハズレも掴んでいる。これは相性があるから世間で評判がいいものが私にも愉しいとは限らない。届いた28日からこれに没頭した。メロディ入力用にしばらく眠っていたYAMAHAのCBX-K1XGを引っ張りだし、ギター譜用にZO-3の弦を張り替える。こういうPCに向かいつつギターコードを確かめるようなときにZO-3はショートスケールだから便利だ。A・ギターやテレキャスをもつのはしんどい。KORGのnanoKEY2も活躍してくれた。ふと気づくと年が明け、もう3日になっていた、という感じ。この辺で一息吐き、「明日は金杯か。IPATが出来ないから休みか」との想いが浮かぶ。
 1/5  1月3日土曜日。東スポを買ってきて金杯を検討する。むかしから曜日に関わらず東西の金杯は1月5日と決まっていて、それがJRAでの馬券事始となるのだが、今年は日曜の4日になった。文句を言っているひとも多いようだが、私はべつに不満はない。「年明けの最初に日曜日」でいいんじゃないか。来年を調べてみると、今年2015年のの有馬記念は27日、年明け最初の日曜は3日となる。この場合は三が日だから開催せず、火曜日の5日にするのだろうか。たぶんそうだろう。金杯なんてのはどうでもいいが、「成人の日」が毎年替るのはよくない。1月15日と決めたほうがいい。

 中山まで行く気はない。立川WINSもめんどうだ。昨秋、そう2014年のことはもう去年なんだな、去年の秋、一度だけ立川WINSに行った。あれもまたなにかの都合でインターネットの調子がわるかったからだ。するとあれだけ通った立川WINSなのに、何階でどの馬券を売っているかすら忘れていて、マークカードの塗り方も忘れていて、ミスが連続した。係員のおばさんが機械の向こうから顔を出したり、場内にいる案内係が声を掛けてきたりした。いやはや赤面ものである。42年も馬券を買っているのに。しかし考えてみれば立川WINSに頻繁に行っていたのは国立時代である。というかそれ以前の競馬場に通っていた時期も含めて、それは2006年までなのだ。2007年に今の地に来てからはもう7年間毎週IPATである。その間に行った競馬場でもThinkPadやASUS MeMO Padを持参してのPC購入だった。忘れていてもしかたない。しかたはないがやはり恥ずかしかった。それと、私は人ごみがすきではない。作家の吉川良さんやライターのかなざわいっせいさんは、人ごみが好きで、そのためにWINSまで出かけて人間観察をする。ひと好きなのであろう。私はひと嫌いだ。

 でも金杯はやりたい。さてどうしよう。有馬記念から一週間。音楽三昧の日々ですっかり忘れていた競馬熱がもどってきた。

 
  年明けJoshinからのメールのこと。Band-in-a-Box22の不具合。
 
inserted by FC2 system