知ったかぶりで口にしていることばがある。「白髪三千丈」は典型的なそれだ。
シナ人のおおげさな感覚を嗤うときに使ったりする。
しかしその原典がなんであるかは知らないひとが多い。
原典は知っていても、
「なぜ三千丈なのか、五千丈ではいけないのか、三千じゃなく三万丈ではだめなのか!?」
となると、それに応えられるひとはほぼいない。
それを知り、学び、それでも「白髪三千丈」を笑いにしたなら、
それはそれでかっこいい。
でもきちんと学んだら、笑い物にはできなくなる。
そんなお話。勉強になりました。
まずは基本。「〝白髪三千丈〟とは李白の詩の一節」。
「詩とはなにか」と言えば、
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