★オバマ氏、首都圏制し獲得代議員数逆転!
米大統領選の民主、共和両党の候補指名争いで、首都ワシントンと周辺のバージニア州、メリーランド州で12日、予備選が行われた。米主要メディアによると、民主党はオバマ上院議員(46)がバージニア州でヒラリー・クリントン上院議員(60)に勝利した。ワシントンやメリーランドでも事前の世論調査などによると優勢で首都圏すべてで圧勝の勢い。
オバマ氏は5日のスーパーチューズデー後の連勝を7に伸ばす見通しで、CNNテレビの推計によると獲得代議員数でクリントン氏を逆転した。
クリントン陣営では12日、ナンバー2であるヘンリー選対副本部長が辞任、クリントン氏は苦境に立たされそうだ。
共和党は指名を確実にしているマケイン上院議員(71)がバージニア州で勝利した。
粘るハッカビー前アーカンソー州知事(52)を抑え、指名獲得に必要な代議員数を 着実に積み上げるかどうかが焦点だ。(ZAKZAKより)
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最高に興味のある話題だし、メモしておくと決めたのだからもっとこまめに書かねばならない。特に「スーパーチューズデイ」を無視しているのはいただけない。書かなかった理由はひとえに「ヒラリー優勢」だったからである。憂鬱で書く気にならなかった。ところがスーパーチューズデイ以後、オバマが連勝している。それでなんとか書く気になれた。
私の願いは国益のために共和党勝利である。しかしその目は薄く、予備選もまるでこの世に民主党しかないように、ここの勝利者が次の大統領であるかのように報じられている。
共和党が勝てないのなら、もう誰でもいいからとにかくヒラリーだけはかんべんしてくれ、というのが希望になる。あそこは亭主も女房も嫌いだ。
しかしあの亭主はみっともない。現役時も尻に敷かれていたが、今度は女房のお先棒担ぎをやっている。先日は女房に続いて人種差別発言をし、さすがにまずいとわかったらしく、「元大統領という立場を忘れ、女房を応援するただの亭主として発言してしまった」と謝っていた(笑)。カスである。でも人気は高い。それは在任中に景気が良かったからだ。庶民は景気さえ良ければ誰がトップでも関係ない。どこの国も同じ。
大統領を退いたらヒラリーと離婚して、モニカ(じゃなくてもいいけど)とでもあたらしい人生を始めたらかっこよかったのに。
この夫婦は野村監督夫妻に似ている。野村監督退任のあとにサチヨが監督になろうとしているかのようだ。
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ここのところ共和党支持者に、あたらしい切り口が生まれてきている。
「ヒラリーならマケインで勝てるから、共和党の勝利を望むものには、オバマよりもヒラリーのほうがいい」というものだ。
ところがオバマになると、これは「全米のあたらしい風」として強烈なので、老齢保守的なマケインでは勝てないというのである。
う~む、そうなのか、これは複雑である。私の望むのは共和党の勝利だ。それとヒラリー大統領誕生阻止。このふたつが矛盾する、いや違うか、両立するのか? わからん。こんがらがる。要するに民主党代表としてはヒラリーが勝って出てくればいい、それならマケインで勝てるというのだが、これはこわい。大統領選はなにがあるかわからない。スキャンダルやら何かの事故でヒラリーが勝ったらどうする。
私はこの危険な賭よりは、オバマが出てくる方がいい。オバマが出てくるとマケインでは勝てず、共和党は負けるらしいが、それでもいい。ヒラリーに民主党代表として大統領選に臨む、というその機会を与えたくない。
今回その芽を摘めば、いくらなんでも次はあるまい。共和党マケインが勝っても、民主党オバマがなっても、次ぎに七十になるヒラリーが出てくることはない。なんとしてもここで潰すことだ。
女の大統領がいやなのではない。ヒラリーがいやなのだ。
先週の「報道2001」では、「日本とアメリカは同盟国だから誰がなっても関係は同じ」などとおめでたいことを言っているのがいた。クリントン時代を思えばわかる。あいつら夫婦は明らかに日本が嫌いである。ジュリア・ロバーツが日本が大嫌いで絶対に来日しないのと通じる。同盟国の日本を無視して中国に八泊九日滞在したなんてバカな話があるものか。断然トヨタに乗っているオバマのほうがいい。
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★「オバマ大統領は暗殺される」ノーベル賞作家が警鐘 米大統領選
2007年のノーベル文学賞を受賞した英女性作家、ドリス・レッシング氏(88)はスウェーデン紙ダーゲンス・ニュヘテル(9日付)との会見で、米大統領選でバラク・オバマ上院議員が当選した場合、「暗殺されるだろう」と警告した。
人種問題への鋭い警鐘で知られる同氏の発言だけに注目を集めそうだ。
レッシング氏は、オバマ氏とヒラリー・クリントン上院議員の「どちらが好きという問題ではない」とした上で、オバマ氏では「黒人の大統領として長くは続かないだろう」と、人種問題が原因となって暗殺される可能性を指摘した。
このため、クリントン氏が大統領候補、オバマ氏が副大統領候補となるべきとの考えを示唆した。(讀賣新聞)
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イギリスの米寿のおばあさんに指摘されるまでもなく、これは誰もがわかっていること。アメリカの保守層が必ずやりそうだ。それをわかっていて立つのだからオバマは勇気がある。
オバマの父はケニアからの留学生、母は白人。「黒人大統領」というのには抵抗がある。「有色」どまりだろう。「黒人」の名は奴隷としてアフリカから連れてこられた100%黒人から出るまでとっておきたい。
なんとかこのまま突っ走ってオバマに勝ってもらいたい。
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しかしこのイギリスの米寿はへんなことを言っている。気になる。「オバマは副大統領候補になれ」と。いやな予感がする。
オバマが予備選に勝って民主党代表になる。ヒラリーを副大統領候補にする。マケインに勝って大統領になる。暗殺される。副大統領のヒラリーが昇格して大統領に……。後々この暗殺を仕組んだ犯人は……。いやだいやだ、この筋書きだけはいやだ。
夫婦揃って人種差別発言をした最低の相方を、まさかオバマが副大統領候補にするとは思えないが、思いたくないが、そのことで支持者が増え、マケインに勝てるならやるかもしれない。この最悪のストーリィだけはやめてもらいたい。