2005
4/6
 あまりに無神経




 志ん朝が亡くなったころに検索して見つけたサイト。
 6歳で死んだらべつに噺家でなくても早すぎる死だ。笑うに笑えない。
 これだけなら単なる誤植で揚げ足取りのようだが、このサイトはずっとこのまま直されていない。いかに自分の文章に責任を持っていないかである。アップの際に点検するだけでも気づくあまりに安易なミスだ。印刷されてしまった活字ではない。すぐに直せるネット上の文章である。しかも長文ではなく、致命的なまちがいが冒頭に出てくる。なぜそれを未だに直さないのだ。いかに無神経なことか。

 それでいてこの文章の最後には読者から感想を募る投稿欄が設置されている。


 こんな無神経な間違いをしておいてよくぞ「このホームページはどうですか?」などと言えたものだ。
 享年を間違えるという失礼なこと(それも63を62といったようなものではない。6歳だ)を訂正することには鈍感なのに、他者から自分が評価されることには貪慾なのだ。このことだけでこの人のサイトを読む気は失せる。
 この文章がインターネットに登場して三年半経ったが未だに直されていない。三年半のあいだ、一度も読み返していないのか? 「ご感想」で指摘してやった人もひとりもいないってことか。あまりにお粗末である。
7/28

 お気に入りのラジオソフト入手 


 ADSL接続にしたらぜひともインターネットラジオを聴きたかった。アナログ接続では音が切れてしまって聞けないのである。
 音楽素材はHDD内に1万曲以上入っているうえ、さらに日々熱心にCDからMPに変換して入れているからそれだけでも十二分なのだが、唐突に知らないいいなあと思う曲が流れてくるラジオの楽しみは別である。

 私はBGMとして日本語を受けつけないのでラジオを聴くとしたらFENになる。しかしあまりよいラジカセではないので音が悪い。楽しめない。パソコンの音には満足しているので早くパソコンで外国のラジオ放送を聴く環境を整備したかった。

 ラジオを聴く環境を整備する、などと小難しいことを言わなくてもそんなものWindows Media Player=WMPですぐに聴けるではないかと言われそうだ。そこがそうでないのが私になる。弘法は筆を選ばないそうだが私の場合は何事も筆選びからはいる。弘法でない凡人がそうするのは当然である。IEを一切使わないようにWMPは使いたい筆のうちに入らない。とはいえ最強のソフトと言われるWinampとはなぜか相性がわるい。Media Jukeboxは有料のプロにUpdateしろとうるさい。と、なかなかいいものに出会えなかった。不承不承たまにラジオを聴くときだけWMPを使っていた。しかしこれではいつまで経ってもラジオを流しっぱなし、にはならない。

 きょう探していてこのソフトを見つけた。「ネットラジオ おりゃ」というふざけた名前だが性能は必要にして充分。ネットラジオの再生のみに特化したフリーソフトだ。パソコンで映像再現などする気のない私にはマルチメディアプレイヤの多機能ぶりがわずらわしかったのでこれは最適のソフトになる。しかもそれでいて流れていた最新100曲を随時記録してくれるから興味ある曲が流れてきたらアーティストと曲名をすぐにメモできる。ありがたい。

 いまスイスの局のジャズを聴いている。知らない良い局が流れてきていい気分である。まだまだ知らないものばかりだ。いや永遠に知り尽くすことはできないわけだが。
 すこしiTunesに食傷気味だったのでしばらくはインターネットラジオ三昧といこう。
  
7/30

 お気に入りのネット広告





 ライブドアのブログのページを開くとこの広告が流れている。公開するブログページには広告がなく、これはすばらしいことと感謝しているのだが、文章を投稿したり削除したりする毎日開けねばならないところには、この写真の大きさの広告が流れている。毎日イヤでも目にせねばならない。フラッシュムービーである。
 最初この広告を見たとき、いちばん上の写真で、「おっ、かわいい娘かな」と思ったが、そりゃ誰だって一瞬にして「あ、でもお腹が」と思う。すぐに真ん中のUPの写真から、吹き出しのついた下の写真になり、このあとダイエット食品のヨーグルトかなんかの商品画面になる。3枚の写真の連続は5秒ぐらい。あとはそのヨーグルトの静止画になる。
 私はこのお腹の出ている娘がおかしくって、彼女を見るために、最初何度も画面をリフレッシュした。今じゃ毎日強制的に見せられるのでもういいけれど。いくらなんでもこんなふうにお腹が出ていたらこんなファッションはしないだろう。「そんなやつ、おらんやろ」だ。

 こういうCMのために募集されるお腹の出ている娘、応募する感覚、選ばれた時の気恥ずかしさ、といろいろ考えて笑ってしまった。しかしまあよくもそこそこかわいく、スタイルもいいのだが、ぷっくりお腹の出ている娘を見つけて来るものだ。みょうにおかしい。
 手の甲、指だけのモデル、足の甲、足指だけのモデルがいるのは知っている。彼女らは飯の種であるその部分を最高に美しく保つ努力をしている。たっぷりとクリームと栄養剤を塗り、寝るときも手袋をしたりしている。でもこの娘の場合はこういうCMのためにお腹だけぷっくり出る努力をしている、出続けるように毎日缺かさず、とはなるまい。かといって全体的なデブでは話にならない。よくぞまあこんなのを見つけたものだ。
 もっとも、あれか、ふつうの体型の娘にすこしキツめのジーンズを履かせると、こんな演出は簡単なのか。そうだな、これはそういう演出だ。まあなにはともあれネット上のフラッシュムービーCMでは、初めて記憶に残るモノになった。

【附記】8/1
 8月になったら消えて別の広告になっていた。いいタイミングでカットしておいた。  

inserted by FC2 system