2007
7/16
 なんとかならんかヒサモト

 ヒサモトマサミというガサツで下品なオンナが大嫌いだ。創価学会の広告塔でもある。現在芸能界に次々と学会員を殖やしている。そのうち公明党から立候補するのか。もういやでいやでこのオンナの顔が映ったら急いでチャンネルを替える。ところがあんな下品でガサツなオンナが好感度ナンバーワンだというのだからわからない。もっともこんな調査、やりようでなんとでもなる。信じていない。ただしあれだけテレビに出ているのだから売れっ子なのは事実だ。
 それでもやっと人は世間もなってきたようだ。

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発売中の月刊誌「日経エンタテインメント!」が実施した「お笑い芸人人気ランキング」の “ある異変”が話題になっている。久本雅美(48)の動向である。

久本はこれまで常に「好きな芸人」で上位にランクされ、「嫌いな芸人」はランク外だった。 ところが今回、初めて「嫌いな芸人」(16位)に入ったのだ。何があったのか?

「久本が嫌われている一番の原因がテレビに出すぎていることだとみられています。 久本は従来のレギュラーに加え、今年4月からはTBSの『世界ウルルン滞在記 “ルネサンス”』の司会者にも起用され、全部で9本になった。テレビに出ずっぱりの状態です。 実際テレビをつけると久本ばかり。視聴者は食傷気味ですよ。久本は熱心な創価学会の信者で、今月の参院選をにらんで露出を増やしてきたとみられていますが、“宗教色”に嫌悪感を抱く人もいるのではないか。彼女の“戦略”が裏目に出た格好です」(芸能ライター)

久本の出演をめぐってテレビ関係者のもとには「宗教とお笑いは分離して欲しい」といった“苦情”も寄せられているという。

いずれにしても、テレビは久本、久本、久本……。
やっぱり飽きるよね。  (日刊ゲンダイ 7月5日発行分 21面から)



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 記事はかなり手厳しく創価学会に触れている。私は創価学会は嫌いだがそのこととヒサモト嫌いは関係ない。純粋にこの人の喋り方、笑い方、すべてを含めた下品な芸風が嫌いなのである。べつに熱心な学会員といってもテレビを使って折伏しているわけでなし、公明党に票を入れましょうと言っているわけでもなし、客観的に見て上記の記事は偏っている。
 とにかく私はこのオンナが嫌いであり、これが出ているとチャンネルを替えていた。元々テレビとは完全に縁を切りたいと思っているぐらいだから、ヒサモトが進出することによって観る番組が減ったことは感謝したいぐらいだった。

 しかし今年になって「世界ウルルン滞在記」にまで進出してきたのにはまいった。長年見てきた。だいぶビデオにも録っている。でもこのオンナがレギュラーになったのだから見る気がしない。どんな興味ある地もあのオンナがいたらぶちこわしだ。だから見なかった。見たいときもあったけど見なかった。
 だけど昨日はカンボジアだった。テーマは井戸掘りだ。どうしても見たい。見た。いい内容だった。ヒサモトは見たくない。だからスタジオ部分になってあの顔が映るとチャンネルを替え、またカンボジアの画像になるのを待った。見たくなくても見てしまうからだいぶ感動が目減りした。

 毎週見たいわけじゃないけど、たまにどうしても見たい回がある。ヒサモトよ、この番組から降りてくれないだろうか。むりか。局側も明らかなミスでもないかぎり辞めさせることもないだろうし。わからん人選である。はああ~。

 私が見たくなるような地が出て来ないことを祈ろう。まあ最近はめったにないし……。

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 ヤマダクニコ
 そういやむかし同様に嫌いだったのがヤマダクニコ。あの下品な笑いとうるさいのがたまらなかった。凋落して見なくてすむようになったのはさいわいだ。いまもたまに出てくると急いでチャンネルをかえる。あのオンナも好感度ナンバーワンだった。世間の感覚がわからん。

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 赤裸々選挙戦──7/29
 いま芸能人学会員でヒサモトはナンバーワンだろう。ヤマモトリンダは過去の人だし、ケンナオコ、キシモトカヨコあたりよりもバリバリだ。
 それでも今まで表立った選挙の応援には顔を見せなかった。学会の広報等には顔を出しているものの。
 それは彼女のタレントとしての顔を学会が考慮したからだろう。と私は解釈している。
 
 ところが今回の選挙では全面的に表に出た。公明党候補の選挙カーに乗って積極的に応援演説した。それだけ自民党と同じく公明党が追いつめられていた証左である。
 そしてまた見事に公明党が議席を減らした。公明党自体の票は減っていない。投票率が上がったので価値が下がったのだ。

 ま、べつに学会にも公明党にも恨みはないのでどうでもいいが、とにかく「世界ウルルン」だけでもいいから、消えてもらいたい、このハグキ女に。

12/10
M1決勝進出者決定



今年で7回目を迎える『M-1グランプリ2007』の決勝進出者が10日(月)、東京・六本木のテレビ朝日で発表され、6年ぶりの参戦となったキングコングら8組が発表された。
決勝戦は23日(日)に開催。残る1組は、同日に大井競馬場での敗者復活戦の参加者から選ばれる。

トップで紹介されたキングコング・梶原雄大は「やっときたという感じ。おかげさまで頭に10円ハゲができました」と苦笑い。
ハリセンボンの近藤春菜も「女性の意地をみせたい!」と意気込んでいた。
また、大会委員長の島田紳助は決勝の審査委員として、タレント・上沼恵美子に自らオファーを出し、承諾してもらったことを明かした。なお決勝進出者は以下の通り。

【M-1グランプリ2007決勝進出者(敗者復活枠1組を除く)】
キングコング、ハリセンボン、ザブングル、ダイアン、千鳥、トータルテンボス、POISON GIRL BAND、笑い飯

http://www.oricon.co.jp/news/entertainment/50325/full/


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歴代の優勝者──Wikipediaより
回       優勝         年数   所属事務所     キャッチフレーズ 出場組数
1 2001年 中川家        10年  吉本興業(大阪)             笑いのDNA 1,603組
2 2002年 ますだおかだ     10年  松竹芸能  打倒吉本を合言葉に今回も決勝へ 1,756組
3 2003年 フットボールアワー  4年  吉本興業(大阪)                   悲願 1,906組
4 2004年 アンタッチャブル   10年  プロダクション人力舎        悲願の正面突破 2,617組
5 2005年 ブラックマヨネーズ  7年  吉本興業(大阪)       モテない男たちの逆襲 3,378組
6 2006年 チュートリアル     8年  吉本興業(大阪)          華麗なる妄想族  3,922組
7 2007年                                                         4,239


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 毎年決勝戦進出者を見て自分なりの優勝候補が浮かぶ。だいたい当たるのだが外れてもそれなりに納得できる。まったく知らなかったのが05年のブラックマヨネーズ。関西ではラジオのおもしろさ等有名だったようだが関東では無名だった。いきなりとんでもなくおもしろいコンビが出てきたと新鮮だった。圧勝だろうと思ったら笑い飯と4対3の僅差の勝利。あそこで笑い飯に票を入れる人の感覚はわからない。

 去年のチュートリアルは満票だったとか。見逃した。なんで見逃したのだったか。今から日記で調べてみよう。
 そういえばブラマヨのときは雲南に行っていて、帰国してからヴィデオで見たのだった。HDDレコーダに一ヶ月分録画しておいたものを帰国してから見て、「録画した全部の中でいちばんおもしろかった」と『作業日誌』に書いたことを覚えている。それ以前は複数台のヴィデオデッキに分散して録画予約していた。HDDレコーダの便利さを知ったときでもあった。

 云南に一ヶ月半いたあのとき、週に一度ずつH子さんに私の住まいまでハイビスカスその他に水をやりにきてもらったのだった。東京の東から西の外れまで片道一時間半である。今もかたわらで真っ赤な花を咲かせている旧友のハイビスカスとともにいられるのはH子さんのお蔭だ。あらためて恩義を感じる。あちこち恩返しをせねばならない人ばかり。

 いま日記を調べてわかった。昨年のM1の日は有馬記念だったのである。M1のことを忘れ録画予約をしなかった。中山でみんなと酒を飲み深夜に帰宅し、翌日「チュートリアル満票で優勝」を知ったのだった。前年も私の感覚ではブラマヨ1位、チュートリアル2位だったので、この満票優勝はリアルタイムで見たかったと悔やんだ。

 昨年の瞬間最高視聴率は関東20%、関西40%だったとか。それだけ関西の方が注目しているのだろう。でもM1の価値は大阪ローカルの芸人を一気に全国区にすることにある。大阪ではブラマヨは有名だったのだろう。こちらではまったく無名だった。それが優勝以降いかに頻出するようになったことか。それは去年のチュートリアルも同じ。それ以前の中川家、ますだおかだもフットボールアワーも同じ。なんのかんのいっても優勝には価値がある。優勝に関係なく超売れっ子になったのはタカアンドトシぐらいか。

 それで、これがいちばん言いたいことになるのだが、関東の番組にも頻繁に登場するようになったブラマヨだが、期待したほどおもしろくはない。漫才のあのパターンも飽きてしまったし、ヴァラエティ番組でのゲストトークにも光るものはない。だからこそ思うのは、ここいちばんのチャンスに確実に勝ち上がることの価値だ。のしあがってしまえば勝ちである。いま南海キャンディーズが出てきてもまったくおもしろくないだろう。

 従来のボケとツッコミを無視した笑い飯の初登場がいかに新鮮だったことか。彼らはあのとき一気に優勝せねばならなかった。周囲との力関係だから今から奪る可能性も高いが、私はあたらしいタイプを期待してしまう。

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キングコング、ハリセンボン、ザブングル、ダイアン、千鳥、トータルテンボス、POISON GIRL BAND、笑い飯

 今年の決勝戦進出者を見てもまったくなにも感じない。誰かが優勝して誰かが7代目チャンピオンになるわけだが。
 ハリセンボンの近藤は返しが早くてタレントとしては有能だが、このコンビのコントも漫才も笑ったことがない。なんで決勝に進出できたのだろう。勢いで会場が笑ったからか。勢い(政治的な力関係も含む)というなら麒麟とオリラジが決勝進出していないことが不思議だ。
 6年ぶり決勝進出のキングコングが絶対優勝すると鼻息が荒いとか。

 突如登場して大活躍するノーマークの新人を「麒麟枠」と言うそうな。
  • 第1回(2001):麒麟
  • 第2回(2002):笑い飯
  • 第3回(2003):千鳥
  • 第4回(2004):南海キャンディーズ
  • 第5回(2005):タイムマシーン3号
  • 第6回(2006):変ホ長調
  • 第7回(2007):ダイアン
 たしかにみな新鮮だった。麒麟も笑い飯も千鳥も。南海キャンディーズはこれ一発でスターになった。もうM1に出る必要がないほどに。
 変ホ長調がなぜ決勝まで来られたのか不思議だが、それもそれでM1なのだろう。(のちにマツモトはそのことに批判的と知る。)

 ということから考えると、笑い飯がやっと優勝、あるいは勢いからダイアン、と予想できるが、敗者復活から麒麟が登場し優勝すると読むのが本線か。この読みは馬券で言うと堅いか穴か。
 田村の本が売れてミリオンセラー、印税一億はめでたいが、あの名科白「がんばれ俺たち」のような瑞々しさが消えたのも事実。
 千鳥はどんなネタをもってくるかだろう。毎年個人的にはおもしろいと思うけど、あれは老若男女をわらわせるネタではない。でもまあ今時そんなネタはないか。それでも千鳥のある種非現実的なネタよりは、ブラマヨの恋人が出来たらと悩むネタや、チュートリアルのバーベキューや冷蔵庫への偏愛のネタのほうが一般的だった。

 放送日23日は今年も有馬記念の日。毎年そうだったのか。意識していなかった。
 今年も録画予約を忘れそうだが、チュートリアルが絶対優勝すると予測し、すでにチャンピオンになっているフットボールアワーがどんな漫才をするのかと楽しみにしていた去年と違い、そうなっても悔いのないようなメンバーだ。


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 サンドウィッチマン優勝!──12/23

記者会見画像

史上初!敗者復活戦からの王者が誕生!
激戦を制したのはサンドウィッチマン!


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 なんの期待もない年なので例年のように録画をしなかった。しかし六時半からリアルタイムでしっかり見た。リアルタイムで見るのは何年ぶりだろう。

 笑い飯、まったくおもしろくない。今年もとれないなと思う。でもレヴェルが低いからこの程度でも今回も決勝進出なのか。一組目なのでこれが基準になる。604点。つまらん流れである。
 ポイズンガールバンド。島根と鳥取ネタはフリかと思ったが本ネタ。つまらない。決勝でやるネタではないだろう。
 ザブングル。顔ネタ芸人なのによくここまでこれたなと思う。そのことが不思議だ。つまらない。
 千鳥。こういうネタは好きだけど決勝に進める破壊力はない。個人的に千鳥は好きだが彼らがM1で優勝してブレークするイメージはわかない。おそらく好事家に好まれる存在なのだろう。それでいい。万人に好まれるタイプではない。

 ここまでくすりともすることなく、いい番組があるならチャンネルを替えたい気分。やはり今年は大外れだ。
 トータルテンボスでやっと笑う。よく練ってあるネタ。よどみない流れ。ここでやっと見て良かったと思えた。今年がラストチャンス。順当に図抜けた最高点で1位。彼らの優勝と信じる。

 キングコングの意気込みはわかった。あれだけの早口とテンポで止まらないのだからよほど練習を積んできたのだろう。だけど私にはうるさい。どつくのは好きじゃない。笑い飯以上の点数はわかるが、トータルテンボスより高得点は納得できない。

 ダイアンがおもしろかった。だが袖に下がって出てくる間が失敗だったか。街頭でのスカウトの矛盾ネタはおもしろかった。なのに点数が低い。今回最も不満を感じた箇所である。このコンビのセンスはいい。

 ハリセンボンが3位になり笑い飯を落とす。笑い飯はまったくおもしろくなかったから落ちて当然だがハリセンボンがここまで来たことの方が不思議だ。

 私のここまでの順位は、トータルテンボス、キングコング、ダイアン、。

 敗者復活でサンドウィッチマンが出てくる。おどろいた。参加したことすら知らなかった。いや漫才師なのだから参加はしていたか。関東ではなじみの彼らの漫才が関西で通用するか。楽しみになってきた。この展開になって私は燃えた(笑)。見ていてよかった。
 すると街頭インタヴュウのあのネタで爆笑を取る。最高点。我が事のように嬉しい。でもネタがもうないと言っている。たしかにこれ以上のネタはない。トータルテンボスはあるだろう。だったらトータルテンボス優勝でいい。敗者復活で登場し会場をここまで沸かせたことに満足する。

 ダイアンの点数には不満だったが、もしも3位だったとしてもここで4位に落とされたろうから納得できることになった。

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 決勝三組はトータルテンボス、キングコング、サンドウィッチマンの順。
 演技後。私としてはサンドウィッチマンが一番おもしろかったし、前々から目をつけていた逸材だから優勝して欲しい、すべきと思う。一回戦も決勝戦も知っているネタだった。決勝でいつもはコント仕立てでやっているピザ配達のネタをやるのだから、ほんとにネタに詰まっていたのだろう。それでも笑えたからいい。
 一方で今年最後のトータルテンボスに優勝させてやりたい気分がある。こういう感情がよいかわるいかわからないが(べつに誰にも迷惑はかけてないからよいもわるいもないのだが)、M1ではブラマヨ断然の時にも笑い飯に三票も入ったように、そんな情実の流れがある。今回もそうかと案じる。だが笑い飯の時には腹立ったが今回は納得する。トータルテンボスに優勝させてやりたい。しかししっかりとサンドウィッチマンが優勝。ガチンコ。いいことだ。敗者復活からの劇的な優勝である。うれしいけど、トータルテンボスの無念も思った。名前が刻まれ一気に全国的な売れっ子になって行くのはあくまでも優勝者のみである。

 決め手は今年もマツモトとシンスケの票。毎年このふたりの票に救われる。逆に言うとオータケとかラサールがなんでいるのかわからない。シティボーイズも赤信号もつまらないコントグループだった。よく恥ずかしくもなく審査員などやるものだ。
 点数表を見ると、オオタケがキングコングにトータルテンボスより6点も高い点をつけている。どういう視点なのだろう。6点差である。信じられない。オール巨人、中田カウスは、逆にトータルテンボスに2点高くつけている。これが正しい。私の不満、「なんでキングコングがトータルテンボスより上なんだ!?」は、オータケひとりで演出されていたものだった。オータケが假に同点にしていただけでトータルテンボスが1位になっていた。

 オオタケの点数は、今回全体を通じて会場でいちばん受け、シンスケが98点をつけて激賞した一回戦のサンドウィッチマンに84点だった。これはあのつまらなかったザブングルと同じでハリセンボン、笑い飯より下だ。どういう感覚なのか。最後の選択もただひとりキングコングを挙げていた。やめるべきである。やめないだろうけど。

 シンスケから直々に出演要請を受けたという海原万里が驕らずにいい審査員を務めていた。毎度化粧が白塗りオバケでこわいが(笑)。
 毎年テレビを見つつ点数を着けていたというオール巨人の審査姿勢も好感。

 終ってみると、メンバーに期待し、わくわくしつつ録画して、そしてがっかりした、ではなく、なんの期待もなく、予想通りつまらない始まりだったのに、後半でむちゃくちゃ盛り上がったから、結果的には印象に残る大会になった。

 これでサンドウィッチマンは一気に全国区だ。まだ実感はないが、これからテレビに出まくることだろう。素顔はそうでもないのに、舞台がちょっとヤクザっぽいのが心配だ(笑)。
 ふたりとも東北の宮城県出身である。関西出身の吉本所属が基本のM1に大きな風穴を開けた。


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M-1グランプリ2007決勝結果 は最終決戦の投票

順位 コンビ名 島田紳介 松本人志 上沼恵美子 ラサール石井 オール巨人
大竹まこと 中田カウス
総合
得点
1 サンドウィッチマン 98 95 95 95 92 84 92 651
2 トータルテンボス 96 93 95 95 90 84 93 646
3 キングコング 96 93 97 95 88 90 91 650
4 ハリセンボン 86 88 93 84 86 85 86 608
5 笑い飯 85 85 89 85 83 85 92 604
6 ザブングル 86 90 92 84 79 84 82 597
7 ダイアン 86 85 89 86 81 82 84 593
8 千鳥 86 80 85 80 87 81 81 580
9 POISON GIRL BAND 75 90 81 82 84 80 85 577


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【附記】 中田カウス出演

 あれだけの吉本ヤクザスキャンダルの主役だから、今年は中田カウスの審査員はないと思っていた。自重が自然である。それが何事もないように最初にでてきたのでおどろいた。(通はすでに審査員の顔ぶれを知っていたのだろうが私はこのときまで知らなかった。)

 常識的に彼の出演はないところである。シンスケが熱烈なカウス派であること、シンスケの発案企劃の番組だから、そういう無理を通せるという力関係、それがよくわかる人選だった。

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【附記・2】 2ちゃんねるの評より──キングコング評

55 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2007/12/24(月) 16:15:57 ID:jmnjHDvP0
どつき合い漫才はよっぽど上手にやらないと見ていて不快。
どつくのが笑いのピークなら最悪。
キンコンはこの辺が下手。

58 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2007/12/24(月) 16:16:57 ID:UCJtcyIPO
トータルテンボスは実力的には優勝だね、構成も意外性があって、映画を観た気分にすらなる

サンドウィッチマンは
彼らのような実力ある奴等が無名なのはおかしい、という観点から優勝は正しい

キングコングはあれだ
漫才は上手いっちゃ上手いんだが
ネタが古いのを動きと勢いでカバーしてる感が強いな
昔誰かがやってたようなドタバタだけじゃ
日本一にはいつまでたってもなれないんじゃ


たぶん親子ほども年の違う若者の意見だろうが、同じ感覚の人と出会うのは嬉しいものだ。


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