心から感謝を込めて
(愛用フリーソフトへの御礼)

DAMNED-mp3 player




 MP3のプレイヤーではいまだに悩んでいる。今まではこの「e-Jay」を使ってきて満足していたのだが、このごろ時々問題を起こす。なにより英語にしか対応していないのでそこが致命的に不便だ。かといってMSのメディアプレイヤーも使いづらいし、なにかいいものはないだろうか。DVDのほうは「Power DVD」で満足しているのだが(いつも再生はDVDプレイヤーなのでパソコンで見ることはめったにないし)。



Media Jukebox


 ということでもうひとつダウンロードしてみた。「Media Jukebox」。これ、作者は外国人のようである。違うのかな、J.Riverさんじゃないの?

 DAMNEDはファイルが小さかったが、これは大きくて、アナログでダウンロードするのにはかなり時間がかかった。メインの操作場面は下のようになる。再生やストップのファンクションキーは左下である。パソコン内にあるmp3ファイルを自分で見つけて読み込んでくれるのでありがたい。Windowsにある効果音なんかも読み込んでしまうので、それは手作業で削除せねばならない(笑)。



 こうしてみると白とグレーのデザインであっさりものだが、ところが本当はこれ、下の写真のようになっているのである。この画面半分(もちろん全画面にもできる)を使った異様なグラフィック大騒ぎはなんとも言い様がなく気持ち悪い。ハッキリいって悪趣味だと思う。好きな人にはたまらんものかもしれないが。
 なにより私のDualCpuマシンのCPU使用率がぐんぐん上がったぐらいだから、かなりの負担なのだろう。そりゃそうだろうよねえ、すごいんだもの、ほんとに。それでこの部分を閉めきって上のような状態で使っている。



←ここの部分に波形が出る

 こういう再生周波数に反応するカラフルな遊びは好きな人には欠かせないようである。東南アジアで売っているステレオなんてこればっかり。満艦飾のトラック野郎みたいだ。私も田舎の中学生時代だったらそれをいいと思ったかもしれない。今じゃもうあっさり味がいちばんだ。

 愛用していた「e-Jey」にもそれはあった。写真の右下の小さな窓である。ここにオレンジ色の炎のようなものが燃え上がる。これぐらいなら許せるが、それでも私はいらないなあと思ったぐらいだから、この大画面でのこれみよがしの大騒ぎにはちょっとついてゆけなかった。さみしくてさみしくていられないときは、これを見ながら時間をつぶすのだろうか(笑)。
 登録した曲をまぜこぜにするシャッフルという機能があるらしい。それをやった覚えはないのだが──どっかで気づかずにやってしまったのだろう──先ほどからJS.BACHとSpitsとMadonnaとSantanaと二胡がごちゃまぜでかかって、なかなかシュールな雰囲気である(笑)。こんな音楽を流す喫茶店があったら問題だな(笑)。

 当分はこの二つのプレイヤーで音楽を聴くことになりそうだ。感謝。
(03/4/16)



作者のページへ http://www.musicex.com/mediajukebox/





 二つの新しいソフトウェアを使って十日経った。必ずしも満点とはいいがたいところもある。まず、なぜかDAMNEDはよくカタマル。すばらしく便利なのに残念だ。私の使いかたが悪いのかもしれないが。
 Media Jukeboxは、前記のようにアトランダムに曲が出てくるのは楽しくもあるが、仕事のBGMにクラシックを聞きたいと思っているとき、その合間に騒々しいロックに切り替わったりする。まあこれも私がつかいこなせていないのだろう。収録曲の整理をすればなんとかなる。でも何で曲目があんなにごちゃまぜになっちゃうんだろう。

 新しいものを知ることによって古いものの価値を見直すのは世の常である。この二つのすぐれたフリーソフトを使用することにより、今まで使用していたe-Jayを見直した。ごく単純に指定したM-pegを連続再生させるのにはこれがいちばん便利だ。こんなこともあるからあたらしいものを使うことには意味がある。同様に、外国旅行に否定的な私だが、日本を知るという意味では異国に出ることも価値があるのだと認めざるをえない。
 三つのソフトウェアのおかげで最近の私のパソコンは音楽を流しっぱなしである。
 e-JayでWagnerを聞きつつ。(03/4/26)




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