サイト下書き日記

2016年10月
10/2(日)  昼は日本でスプリンターズステークス、夜は凱旋門賞と忙しい一日。 
 スプリンターズステークスで420倍の3連複を当てたのだが当初の予定通り3連単で行っていれば18万馬券が的中だったので不満足。それは競馬ネタとして書いた。興味のある方はindexからどうぞ。

 凱旋門賞はスプリンターズステークスの的中12万円の中から2万円だけ参加。これの3連複540倍もムーア・デットーリふたり軸で行けたなと反省。
10/8(土)  夏場からみょうに馬券の調子が良く、とはいえ春は最悪だったし自分の馬券運のなさを知っているから強気になれない。東京のメイン・サウジアラビアRCは低配当でつまらなそうなので見(ケン)とし、京都の平城京ステークスで勝負。

 今回も3連単を組みながら3連複で行ってみた。すると見事に(買っていれば)3連単的中。しかし現実に買ったのは3連複12点買い。的中の払い戻しが2番人気で12.2倍。買ったときは11倍代でトリガミの予想だったのですこしだけで浮いたとよろこぶべきか(泣)。
10/9(日)
●毎日王冠的中記──またも3連単を逃す

 毎日王冠。大好きな馬ルージュバックとアンビシャスの1、2着固定で3連単を組む。ともに人気馬なので配当は低い。相手は5頭に絞った。10点買い。これだけ好きな馬で心中できるレースもそうはない。金缺なので有り金全部、とは行けないが、勝ち負けに関係なく気持ちよく買えるレースだ。

 ずっと追い掛けてきたルージュバックは敗戦続きだったがエプソムカップでだいぶ回収できた。宝塚記念本命のアンビシャスは大敗。今回も仕上がり途上との情報。あるいは「大敗の後遺症がまだある」とも。『日刊ゲンダイ』の「止まり木ブルース」ではそれを理由に消し。私は「たとえ途上でも強い」と思っているので断然支持。


 
 勝負は3連単だが、万が一を考えてフォーメーション3連複19点も買う。ガミが三つもありその可能性大だ。ともに人気馬だが大好きな馬なのでこういうのはハズれても悔いなし。いちばんいいパターン。




 人気馬軸の3連複なんてのは、とんでもない人気薄でも来ない限りまず当たってもトリガミか、あるいは人気馬が崩れてハズレのパターンが多いので、やらないほうがいい。それはもうさんざん経験しているので無意味と逡巡した。

 先週のスプリンターズステークスの3連複フォーメーションはちがう。ああいう断然人気ビッグアーサーを軽視した攻めの3連複は手広く買っていいのだが、人気馬2頭を軸にした3連複は、配当的にも問題だが、なによりかっこわるい。その分で別の3連単──2頭が2、3着で他の馬がアタマというパターン──を買うべきかと迷った。

 それでもこの3連複を保険で買ったのは、それだけこの2頭が好きだったから。さらには鞍上も好きだ。けっきょく馬券てのはこういう好き嫌いに集約される。戸崎ルージュバックとルメール・アンビシャスで勝負ならハズれても悔いがない。3連単3連複両方当たったがほとんど儲からないという結果になっても、それもまたそれで競馬のたのしみと割り切った。



 その2頭が見事なマッチレース。大きく抜けだした。この時点で3連複的中は確定した。あとは3連単的中を願っての3着に目が行く。するとなんと最後方を行っていた12頭立て11番人気のヒストリカルが伸びて来た。鞍上はヨコテン。 さらにはそれと並んでの3着争いが12番最低人気のロンギングダンサー、これは相手5頭に入っている。

 結果3着は横山ヒストリカルとなってハズレ。断然人気の1、2着だが3連単は617倍ついた。1、2着固定だから3連単は総流しでよかったなと反省。それでも20点買いだ。

 さいわい3連複が185倍ついたので十分にプラス。ロンギングダンサーが届いていると3連単847倍、3連複300倍両方的中だったなとまた欲をかく。

 反省として、両馬に絶対的信頼なのだから馬連800円、あるいは枠連480円は、厚く買うべし。金がないにせよ馬連を1万ぐらい買うのが馬券てえもんだろう。ちょっと3連単3連複に偏りすぎているなと愧じた。



▼同厩舎2頭だし「人気薄を狙え」考

 ヒストリカルはアンビシャスと同じく音無厩舎、馬主も近藤英子さんで同じ。これは検討の段階でかなり強く意識していた。
 まず思うのは、欧州競馬によくあるパターンで「アンビシャスを勝たすためにヒストリカルが捨て馬になる」というパターンである。近藤さんはカンパニーの弟であるヒストリカルもかわいいだろうが(しかし母ブリリアントベリーは名馬だね)、いまはアンビシャスに大仕事をして欲しいと願っているだろう。捨て馬的に考えるなら、やはり「アンビシャスを勝たせるためにヒストリカルがフォローする」が常識であり逆は考えにくい。その意味で、アンビシャス重視の私からは「ヒストリカル不要」となる。

「同厩舎2頭出しは人気薄を狙え」はむかしからの有名な馬券格言だ。鞍上もヨコテンなので何かあるかと気にしていた。どんな位置取りをするのか、ルージュバック徹底マークでアンビシャスの応援か。だがゲートが開くと、横山ヒストリカルは1頭だけ後方ポツン。アンビシャスのフォローでもなんでもなく、いつものヨコテン無気力競馬なのかと脱力した。つまらんことを深読みしたと白ける。正直この時「ヒストリカルまで手を広げなくて正解だった」と思った。ところが……。

 しかしこの格言の指摘は「アンビシャスが消えてヒストリカルが来る」だから、両方来た今回は格言の意味するところとはまたちがう。もしも私がこの競馬格言からヒストリカルを狙うとしたらルージュバックとの馬連馬単になる。それは買っていてもハズレだった。当たるとしたらルージュバック・ヒストリカルのワイド勝負で、これは40倍ついている。馬券上手には私と同じ読みで、「ルージュバック・ヒストリカルの馬連、ワイド勝負」で儲けたひともいるだろう。2点勝負で40倍的中はおいしい。私はいまそんな種類の馬券は買わないので無理。

 なによりこの格言でヒストリカルを重視するということは「仕上がり途上」とアンビシャスを軽視、いや無視しての馬券構築となる。となると私の場合、ルージュバック1着固定、ヒストリカル2着3着固定の3連単フォーメーションとなる。当然ながらその2着3着候補にアンビシャスは入れない。完全無視だ。結果は、「狙いはなかなかよかったが、読み過ぎでハズレ」となった。そんなハズレかたをしたら落ちこむ。



 さて勝負は明日の京都大賞典となった。さてどうなるか。こちらも好きなミルコ・サウンドオブアースが出てくるので楽しみだ。
10/13
●将棋竜王戦──三浦出場停止、繰上で丸山に!

 6時半起床。
 2ちゃんねるの将棋スレに「竜王戦、三浦が出場停止、繰上で丸山が出場」とあったのでおどろく。ガセかと思って追ったら事実。対局中に何度も離席することが問題となっており、その間に控室のスマホで検討していた疑いという。三浦は否定しており裁判沙汰になるようだが、とんでもない事件が起きたものだ。 昨日、連盟は三浦を出場停止にし、丸山が繰りあげの挑戦者になったという。

 素朴な疑問は、PCの遠隔操作ならともかく、スマホアプリで三浦レベルの将棋を検討できるのか、ということ。
 すると検索で見つけたこのブログが詳しく解説してくれていた。事件が起きたのが昨日だからこれを作成するのはたいへんだったことだろう。それだけ大事件なのだ。作成期日を見ると「10月13日」となっている。長文の精査な文章なので12日に書き始めだが日を跨いだということか。すると、いまスマホの将棋ソフトで十分にプロレベルの検討ができるようになっているようだ。といってもみなが手にしているスマホすべてがそのレベルにあるのというのではなく、将棋ソフト「技巧」の導入とか、そこまですれば「できる」という話である。

 この事件の衝撃は、まずは対象となったのが三浦九段という最もそういう事件とは無縁な誠実な棋士、ということ。
 そして棋戦が10月15日から始まる最高棋戦竜王戦であり、その直前の挑戦者変更(というより失格)であることだ。

 もしも、同じ事件でも、C2順位戦で若手棋士が起こした問題だったら、それはそれで十分事件ではあるが、ここまでの衝撃はなかったろう。最高棋戦の竜王戦に直前で味噌がついたことは、将棋連盟自身、棋士すべてに大きな問題となる。

 私は三浦を信じたいが、三浦の離席の多さが不自然と「複数の棋士からの指摘」との情報もあり、揺らいでもいる。
 15日16日からの第一局をたのしみにしていたのに、とんでもないことが起きた。
10/14

●プミポン国王逝去

 【マニラ=吉村英輝】ロイター通信によると、タイのプミポン・アドゥンヤデート国王が13日、首都バンコクの病院で死去した。88歳だった。1946年に国家元首として即位して以来、国民から深い敬愛を集めてきた。また、タイの経済発展に貢献し、政治混乱の局面では調停役として采配をふるうこともあった。在位期間は70年以上に及び、存命する世界の君主の中で最長だった。

 国王は2014年10月に胆のうの摘出手術を受けて以降、大半を病院で過ごしていた。この間、肺炎や高熱などさまざまな症状が出て、今年6月には心臓の手術も受けていた。

 王室は12日、国王は血圧が低下して心拍数が上昇し、肝機能に異常があり、「依然不安定な状態」と発表。ワチラロンコン皇太子やシリントン王女ら王族が病院に駆け付け、多くの国民が病院敷地に集まって回復を祈っていた。

 
いつか来る日なので覚悟はしていた。急いでブログにUP。

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●ボブ・ディランにノーベル文学賞

【ロンドン=岡部伸】スウェーデン・アカデミーは13日、2016年のノーベル文学賞を米国のシンガー・ソングライター、ボブ・ディラン氏(75)に授与すると発表した。授賞理由は「偉大な米国の歌の伝統に、新たな詩的表現を創造した」としている。有力候補に挙がっていた村上春樹氏は受賞を逃した。

 スウェーデン・アカデミーの委員は現地でのインタビューで、「伝統を具現化し、50年以上、新たなアイデンティティーを創造することに、自らの心血を注いだ」と評した。

 フォークソングの代表格として知られ、反戦運動や人権活動にも大きな影響を与えた。メッセージ性の強い「プロテストソング」を次々と発表し、「風に吹かれて」「ライク・ア・ローリング・ストーン」など、数々の名曲は日本を含む世界各国で広く知られている。

 2008年にはたぐいまれな詩の素晴らしさと、米国文化への貢献などが評価され、ピュリツァー賞の特別賞を受賞。12年には米国で文民最高位の勲章となる「大統領自由勲章」を受章。ノーベル賞でもしばしば名前が取り沙汰されていた。

 1941年、ミネソタ州ダルース生まれ。ミネソタ大学中退後、音楽活動に専念するためニューヨークに移った。62年にアルバム「ボブ・ディラン」でデビューした。

 賞金は800万クローナ(約9400万円)。授賞式は12月10日ストックホルムで行われる。。


 ニュースが続く。
 日本の文化人やらミュージシャンのコメントが並んでいるが、なにより聞きたいのはディランのことばだ。
   


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